皆さんこんにちは!
愛知県東海市を拠点に左官工事を行っている
株式会社下地技建、更新担当の富山です。
左官工事の仕上がりを決める“最初のプロセス”を徹底解説
左官工事で最も大切なのは、
「どの材料を使うか?」
ではなく、
「現場の状態をどれだけ正確に読み取れるか」 です。
その出発点となるのが 現地調査。
下地の状態、ひび割れ、含水量、下地素材の種類、過去の補修…
これらを正しく把握しなければ、
どれほど良い材料や技術を使っても仕上がりは最高になりません。
左官工事の品質は、
“現地調査の精度で8割決まる” と言っても過言ではありません。
左官仕上げの大敵は「クラック(ひび割れ)」です。
現場では必ず下記をチェックします:
ひび割れの幅
ひび割れの長さ
深さ(下地まで到達しているか)
構造クラックか、表面の乾燥クラックか
モルタルの硬化不良が原因か、下地の動きが原因か
これを誤ると補修しても再発します。
正確に読み解く技術が左官職人に求められます。
左官工事では 水分管理が命。
・雨水の侵入
・室内の結露
・壁内の湿気
・下地が濡れたまま施工されていないか
水の動きを誤ると、
仕上げが剥がれたり白華が起きたり、モルタルが浮く原因になります。
左官職人は、建物全体の“湿気の流れ”まで読んで調査します。
左官工事は下地によって使う材料と工法が大きく変わります。
コンクリート
モルタル
ALC
石膏ボード
ケイカル板
RC壁
タイル下地
素材によって、
📌密着材
📌塗り厚
📌乾燥時間
📌補強の必要性
がすべて変わるため、現地調査は絶対欠かせません。
浮き
剥離
中性化
下塗りの劣化
補修跡があるか
仕上げ材の種類(リシン、ジョリパット、モルタル…)
これらを全て把握して、
「残せる部分」「撤去すべき部分」を判断します。
必要に応じて、左官工事でも高度な調査を行います。
壁の内部温度を測ることで、
・内部の浮き
・水が吸い込んでいる場所
・下地が弱っている部分
を見える化できます。
見た目はきれいでも「内部で剥離寸前」というケースは珍しくありません。
下地の水分量を測る調査。
モルタルは乾燥具合によって密着性が大きく変わるため、
ALCやコンクリートの含水量チェックは必須です。
ハンマーで軽く叩きながら、
“浮いている音” を聞き分ける非常に繊細な技術。
左官職人の経験がもっとも現れる調査です。
ひび割れの理由、湿気の動き、下地の状態など、
建物のあらゆる要素を理解する必要があり、
仕事を続けるほど“推理力”と“観察力”が身につきます。
まさに建物のドクター。
調査をこなすほど、
下地材の特性やモルタルの癖が自然と身につきます。
施工職人 → 調査・診断ができる職人
へと成長すると、現場からの信頼度が一気に高まります。
左官工事は、お客様の目に見えない部分がとても多い工種。
だからこそ、
「なぜこのひび割れが起きたのか」
「どう直せば長持ちするのか」
を説明できる職人は、お客様から高く評価されます。
現地調査できる人材は、
左官会社にとって“宝”のような存在 です。
調査の精度が高いほど、以下の判断が的確になります。
適切な材料選び(モルタル、微弾性、樹脂系など)
補強の有無
塗り厚
下地処理の内容
工期や乾燥時間の設定
仕上げ材の選定
すべてが調査の時点で決まります。
つまり、
現地調査は左官工事の成功率を左右する“最重要工程” です。
現地調査は、左官工事のスタートであり、
仕上がりの美しさ・耐久性・不具合の防止を決める超重要プロセスです。
📌 ひび割れの原因を読み解く力
📌 水の動きを理解する力
📌 下地素材を正確に判別する力
📌 既存仕上げとの相性を判断する力
これらは左官職人に欠かせないスキルであり、
求職者にとっては “もっとも成長できる工程” でもあります。
左官工事を極めたいなら、
まずは 現地調査を極めること が成功への近道です。
本年も、数多くの左官工事に携わらせていただき、
誠にありがとうございました。
🎨 技術を磨き
🧱 一つひとつの壁に想いを込め
🏠 建物と空間に価値を残す
来年もこの姿勢を大切に、
より良い施工を追求してまいります。
関係者の皆さま、そして現場で力を尽くしてくれた職人の皆さんに、
心より感謝申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください 🎍✨
次回もお楽しみに!
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愛知県東海市を拠点に左官工事を行っております。
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