ブログ|株式会社下地技建

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左官工事のプロセスについて

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市を拠点に左官工事を行っている

株式会社下地技建、更新担当の富山です。

 

 

 

 

本日は第2回左官工事雑学講座!

今回は、左官工事のプロセスについてです。

 

 

 

 

左官工事がどのように進むのか、その具体的なプロセスについて気になったことはありませんか?

今回は、左官工事がどのように行われるのか、施工の流れと職人が大切にしているポイントを詳しく解説します!

 

 

 

1. 左官工事の基本的な流れ

 

(1) 下地処理

 

下地の確認

壁や床の状態をチェックし、必要に応じて凹凸や汚れを取り除きます。

これが仕上がりを左右する重要なステップです。

 

プライマーの塗布

左官材が下地にしっかりと密着するように、接着剤となるプライマーを塗ります。

 

 

(2) 材料の準備

 

モルタルや漆喰を適切な割合で水と混ぜ、滑らかで使いやすい状態に仕上げます。

職人の感覚と経験が光る工程です。

練りすぎると固まりが早くなり、足りないと作業効率が悪くなります。

 

 

(3) 塗り作業

 

1回目の塗り(下塗り)

左官材を均一に塗布して下地をカバーします。

この層が安定することで、上層が美しく仕上がります。

 

 

2回目の塗り(中塗り・仕上げ塗り)

模様や質感をつける場合、この段階で職人のデザイン性が発揮されます。

 

 

(4) 乾燥と最終確認

 

塗った材料が完全に乾燥するまで時間を置きます。

その後、細かい仕上げや不備の修正を行います。

 

 

 

2. 工事を進める際のポイント

 

(1) 道具の選び方

 

コテの種類(ステンレス、木、ゴムなど)を適切に選び、仕上げの目的に応じて使い分けます。

 

 

(2) 乾燥時間の管理

 

気温や湿度に応じて適切な乾燥時間を確保します。

急激な乾燥はひび割れの原因になるため、天候にも注意が必要です。

 

 

(3) 塗り方の均一性

 

左官材を均一に塗布することで、ムラのない美しい仕上がりが実現します。

職人の手の動きが大切です。

 

 

 

3. 左官工事が成功する鍵

 

(1) 下地の状態を完璧に整える

 

左官工事の品質は下地にかかっていると言っても過言ではありません。

平滑で清潔な下地が理想です。

 

 

(2) 繊細な手作業

 

職人の手作業は、仕上がりに温かみや個性を与えます。

同じ材料を使っても、職人ごとに異なる仕上がりになります。

 

 

(3) 適切なコミュニケーション

 

お客様の要望をしっかりヒアリングし、それをデザインや仕上がりに反映させることも職人の大切な役割です。

 

 

 

次回予告

 

次回は、「左官工事で使われる道具と材料」をテーマに、職人が日々使用するアイテムや材料について解説します。

どのように選ばれ、どのように活用されるのか、楽しみにしていてください!

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社下地技建では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

愛知県東海市を拠点に左官工事を行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

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左官工事の基本について

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市を拠点に左官工事を行っている

株式会社下地技建、更新担当の富山です。

 

 

 

 

今回は左官工事の基本についてです!

建物を美しく仕上げるために欠かせない「左官工事」。

でも、「左官工事って何をするの?」と感じる方も多いかもしれません。

実は、左官工事は建物の見た目だけでなく、その機能性や快適性にも大きく貢献しているんです。

今回は、左官工事の基本的な役割や魅力について、わかりやすくお伝えします!

 

 

 

1. 左官工事とは?

 

左官工事とは、壁や床、天井などにモルタルや漆喰、土壁などの材料を塗って仕上げる工事のことです。

この作業は、建物の美しさを引き出すだけでなく、耐久性や快適性を高めるために非常に重要な工程です。

 

 

 

左官工事の役割

 

(1) 建物の仕上げ

 

左官工事は、建物の外観や室内空間の美しさを決定づける重要な工程です。

職人の技術によって作り出される滑らかな壁や独特のテクスチャは、空間全体の印象を大きく変えます。

 

 

(2) 耐久性の向上

 

壁や床をしっかりと保護し、ひび割れや劣化を防ぐ役割があります。

適切な施工を行うことで、建物の寿命を延ばすことができます。

 

 

(3) 調湿効果

 

漆喰や土壁など、自然素材を使用した左官工事は、室内の湿度を調整する効果があります。

特に梅雨や乾燥した冬の時期でも快適な空間を維持します。

 

 

 

2. 使用される材料

 

左官工事で使用される材料にはさまざまな種類があり、それぞれに独自の特徴があります。

どの材料を選ぶかによって、仕上がりや機能性が大きく変わります。

 

 

(1) モルタル

 

セメントと砂、水を混ぜ合わせた材料で、外壁や床などの仕上げに広く使われます。

耐久性が高く、現代建築には欠かせない素材です。

 

 

(2) 漆喰

 

石灰を主成分とした自然素材で、抗菌性や調湿性に優れています。

和風建築や高級住宅だけでなく、最近ではモダンなデザインにも取り入れられるようになりました。

 

 

(3) 土壁

 

土を主成分とした伝統的な素材で、柔らかな質感と調湿効果が特徴です。

日本の古民家や茶室などに用いられ、独特の風合いを持っています。

 

 

(4) 珪藻土

 

珪藻の化石を主成分とした素材で、消臭効果や調湿効果が期待できます。

現代の住宅や店舗に採用されることが増えています。

 

 

 

3. 左官職人の技術が光るポイント

 

左官工事は、職人の腕が仕上がりを大きく左右する繊細な作業です。

職人ならではのこだわりが、建物全体の質感を引き上げます。

 

 

(1) 緻密な塗り方

 

ムラのない滑らかな仕上がりは、熟練の職人だからこそ実現できるものです。

一見簡単そうに見えて、実は高度な技術が必要です。

 

 

(2) デザイン性

 

模様やテクスチャを自由に作り出すことができるため、個性溢れる空間を作ることができます。

店舗の内装やカフェなどでの採用例も多いです。

 

 

(3) 伝統技術と現代技術の融合

 

和風の土壁のような伝統的な仕上げから、モダンな磨き仕上げまで、幅広いニーズに対応できるのが左官職人の魅力です。

 

 

 

次回予告

 

次回は、「左官工事の具体的なプロセス」をテーマに、どのように工事が進められるのかを詳しく解説します!

 

左官工事の裏側を知ることで、もっと興味が湧くこと間違いなしです。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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金ゴテ仕上げ ~基礎にして王道、プロの技が光る仕上げ~

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市を拠点に左官工事を行っている

株式会社下地技建、更新担当の富山です。

 

 

 

 

金ゴテ仕上げ ~基礎にして王道、プロの技が光る仕上げ~

■ 金ゴテ仕上げとは?

 

「コンクリート床仕上げといえば?」と聞かれたら、真っ先に挙げられるのが「金ゴテ仕上げ」。

最も基本的でありながら、現場ごとの気温・湿度・乾燥速度に応じた職人技が求められる、実はとても奥深い技術です。

金ゴテとは、金属製の平たいコテのこと。

コンクリートが適度に硬化してきた段階で、このコテを使って表面を押さえ、凹凸をなくして滑らかに整える手法です。

現在では、機械式のトロウェル(円盤型仕上げ機)を使うことも多く、特に広面積の土間コンクリートでは、スピーディーかつ均一に仕上げることができます。

 

 

 

■ どんな現場に適しているか?

 

金ゴテ仕上げは、その強度と均一性の高さから、以下のような多くの現場で選ばれています。

 

倉庫・工場:フォークリフトや台車が頻繁に通行

駐車場・車路:車両荷重に耐える強さが必要

商業施設・物流センターのバックヤード:汚れに強く掃除しやすい

住宅土間・車庫:外構部での耐久性が求められる箇所

塗床・タイル張りの下地:二次仕上げ前の基盤づくりとして

 

 

 

■ 施工工程と技術ポイント

 

金ゴテ仕上げは、タイミングと順序が命です。

 

コンクリート打設(流し込み)

ブリーディング(水引き)を確認

1回目の均し(荒押さえ)

2回目・3回目の押さえ(仕上げ押さえ)

ツヤが出るまで磨き仕上げ

 

ここで重要なのは、“押さえるタイミング”。

早すぎるとコテ跡が残り、遅すぎると固まりすぎて均せません。

この微妙な見極めができるのは、経験豊富な職人だけです。

 

 

 

■ 金ゴテ仕上げのメリット

 

メリット 説明

平滑性 傾斜や凹凸がなく、台車や車両の走行がスムーズ

耐摩耗性 摩擦や衝撃に強く、長期間使用に耐える

下地性 塗装・防水・タイル等の仕上げのベースとして優秀

コスト 比較的安価で、施工スピードも早い

 

 

 

■ 注意点と品質管理

 

打設時の気温と湿度が仕上がりに大きく影響するため、施工日は慎重に選定

均し回数と押さえ圧力によって、ツヤの度合いや硬度も変わる

養生期間をしっかりと設けることで、ひび割れのリスクを減らせる

金ゴテ仕上げは、“仕上げ工事の王道”でありながら、奥深い職人技が光る分野です。

当社では、経験豊富な職人による品質とスピードを両立した施工を心がけております。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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コンクリート床仕上げ工事とは? ~その重要性と奥深さ~

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暑さ厳しい折、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

現場も気温に負けず、元気に稼働中です!

 

 

今月からブログ更新頑張っていきます!

 

 

 

コンクリート床仕上げ工事とは? ~その重要性と奥深さ~

今回からのブログでは、当社が行っている「コンクリート床仕上げ工事」について、具体的な技術や考え方、その背景にあるプロの知識と誇りをご紹介してまいります。

建物の“足元”を支える「コンクリート床」。

それは単なる土間ではありません。

見た目、強度、安全性、機能性、すべてにおいて建築物の“品質”を左右する、極めて重要な構造体です。

そしてその表面をどう仕上げるかによって、完成後の使い勝手、寿命、維持管理の手間までもが大きく変わってくるのです。

■ コンクリート床仕上げとは?

建築物の基礎工事や外構工事で、最も目にする機会が多い「コンクリート床」。

例えば、以下のような場所で多用されています。

工場・倉庫・物流施設の床

駐車場・車路・スロープ

店舗・商業施設の床面

住宅の玄関ポーチ・土間・テラス

この床の施工は、打設から仕上げまでの時間が限られているため、スピードと正確さの両立が求められます。

また、コンクリートは乾くと再加工ができないため、“仕上げ”の出来栄えがそのまま床の品質として残り続けるのです。

■ なぜ仕上げが重要なのか?

一見、どの床も似たように見えるかもしれませんが、 仕上げの質の違いは「使い始めてから」が本当の差として現れます。

たとえば……

表面がざらついたままだと、ほこりが舞いやすく、清掃性が悪い

摩耗に弱いと、タイヤ跡や擦り減りがすぐに現れる

表面が脆ければ、ヒビや剥がれが起きやすく、美観が損なわれる

つまり、使用後の“維持管理コスト”や“快適性”にまで影響するということ。

さらに言えば、「コンクリート=頑丈」というイメージは正確ではありません。

適切な仕上げを施してはじめて、耐久性を発揮する素材なのです。

■ 仕上げ工事の多様な目的

床仕上げには、見た目の美しさだけでなく、機能的な目的も多数あります。

項目 目的・効果

耐摩耗性 重機や台車の走行、靴底の摩擦に強い床に

表面強度 衝撃に耐え、欠けやすい角部分を保護

防塵性 粉塵の舞い上がりを抑え、衛生的に保つ

清掃性 汚れが染み込みにくく、掃除がしやすい

美観 ツヤや模様、カラーで視覚的に魅力を演出

安全性 滑り止め加工や水はけ設計による安全性向上

■ 当社が手がける仕上げ工事一覧

当社では、現場の目的・使用環境・ご予算に合わせ、下記のような多彩な工法に対応しております。

金ゴテ仕上げ:基本中の基本、平滑で堅牢な仕上げ

コンクリートクリーニング:既存床や施工後の美観維持

フェロコン・フェロコンハード:鉄粉を撒いて耐摩耗性アップ

デザインクリート:意匠性の高い模様やカラー演出

表面強化材仕上:浸透型強化材による防塵・硬化

乾式コンクリートカッター:クラック防止・目地処理

真空コンクリート仕上:初期強度・密度を飛躍的に向上

鏡面仕上げ(ポリッシュコンクリート):高級感とメンテナンス性に優れた光沢仕上げ

どの施工も“やって終わり”ではなく、目的を持って適材適所に使い分けることが非常に重要です。

次回は、基礎中の基礎であり、最も多くの現場で採用される「金ゴテ仕上げ」について深掘りしていきます。

プロの技とこだわりにぜひご注目ください。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

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今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。