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月別アーカイブ: 2025年12月

🏗️現地調査の重要性🔍 左官工事の仕上がりを決める“最初のプロセス”を徹底解説

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市を拠点に左官工事を行っている

株式会社下地技建、更新担当の富山です。

 

 

 

🏗️現地調査の重要性🔍

左官工事の仕上がりを決める“最初のプロセス”を徹底解説

左官工事で最も大切なのは、
「どの材料を使うか?」
ではなく、
「現場の状態をどれだけ正確に読み取れるか」 です。

その出発点となるのが 現地調査

下地の状態、ひび割れ、含水量、下地素材の種類、過去の補修…
これらを正しく把握しなければ、
どれほど良い材料や技術を使っても仕上がりは最高になりません。

左官工事の品質は、
“現地調査の精度で8割決まる” と言っても過言ではありません。


1. 現地調査で何を確認する?📝

 

① ひび割れの種類と発生原因を確認🧱

 

左官仕上げの大敵は「クラック(ひび割れ)」です。

現場では必ず下記をチェックします:

  • ひび割れの幅

  • ひび割れの長さ

  • 深さ(下地まで到達しているか)

  • 構造クラックか、表面の乾燥クラックか

  • モルタルの硬化不良が原因か、下地の動きが原因か

これを誤ると補修しても再発します。
正確に読み解く技術が左官職人に求められます。


② 水や湿気の動きを把握💧

 

左官工事では 水分管理が命

・雨水の侵入
・室内の結露
・壁内の湿気
・下地が濡れたまま施工されていないか

水の動きを誤ると、
仕上げが剥がれたり白華が起きたり、モルタルが浮く原因になります。

左官職人は、建物全体の“湿気の流れ”まで読んで調査します。


③ 下地素材の確認

 

左官工事は下地によって使う材料と工法が大きく変わります。

  • コンクリート

  • モルタル

  • ALC

  • 石膏ボード

  • ケイカル板

  • RC壁

  • タイル下地

素材によって、
📌密着材
📌塗り厚
📌乾燥時間
📌補強の必要性
がすべて変わるため、現地調査は絶対欠かせません。


④ 既存仕上げの状況を確認

 

  • 浮き

  • 剥離

  • 中性化

  • 下塗りの劣化

  • 補修跡があるか

  • 仕上げ材の種類(リシン、ジョリパット、モルタル…)

これらを全て把握して、
「残せる部分」「撤去すべき部分」を判断します。


2. 専門調査で精度をさらに高める🔬

 

必要に応じて、左官工事でも高度な調査を行います。

🔹赤外線調査(サーモグラフィ)

壁の内部温度を測ることで、

・内部の浮き
・水が吸い込んでいる場所
・下地が弱っている部分

を見える化できます。

見た目はきれいでも「内部で剥離寸前」というケースは珍しくありません。

🔹含水率測定💦

下地の水分量を測る調査。

モルタルは乾燥具合によって密着性が大きく変わるため、
ALCやコンクリートの含水量チェックは必須です。

🔹打診調査🔨

ハンマーで軽く叩きながら、
“浮いている音” を聞き分ける非常に繊細な技術。

左官職人の経験がもっとも現れる調査です。


3. 求職者向け:現地調査の仕事の魅力👷‍♀️✨

 

🔸“建物を読み解くプロ”になれる

ひび割れの理由、湿気の動き、下地の状態など、
建物のあらゆる要素を理解する必要があり、
仕事を続けるほど“推理力”と“観察力”が身につきます。

まさに建物のドクター。

🔸 技術者として圧倒的に成長が早い

調査をこなすほど、
下地材の特性やモルタルの癖が自然と身につきます。

施工職人 → 調査・診断ができる職人
へと成長すると、現場からの信頼度が一気に高まります。

🔸 お客様から最も感謝される仕事

左官工事は、お客様の目に見えない部分がとても多い工種。

だからこそ、
「なぜこのひび割れが起きたのか」
「どう直せば長持ちするのか」
を説明できる職人は、お客様から高く評価されます。

現地調査できる人材は、
左官会社にとって“宝”のような存在 です。


4. 現地調査がしっかりしていれば左官工事は成功する🏆

 

調査の精度が高いほど、以下の判断が的確になります。

  • 適切な材料選び(モルタル、微弾性、樹脂系など)

  • 補強の有無

  • 塗り厚

  • 下地処理の内容

  • 工期や乾燥時間の設定

  • 仕上げ材の選定

すべてが調査の時点で決まります。

つまり、
現地調査は左官工事の成功率を左右する“最重要工程” です。


📌まとめ

 

現地調査は、左官工事のスタートであり、
仕上がりの美しさ・耐久性・不具合の防止を決める超重要プロセスです。

📌 ひび割れの原因を読み解く力
📌 水の動きを理解する力
📌 下地素材を正確に判別する力
📌 既存仕上げとの相性を判断する力

これらは左官職人に欠かせないスキルであり、
求職者にとっては “もっとも成長できる工程” でもあります。

左官工事を極めたいなら、
まずは 現地調査を極めること が成功への近道です。


🎍 年末のご挨拶

 

本年も、数多くの左官工事に携わらせていただき、
誠にありがとうございました。

🎨 技術を磨き
🧱 一つひとつの壁に想いを込め
🏠 建物と空間に価値を残す

来年もこの姿勢を大切に、
より良い施工を追求してまいります。

関係者の皆さま、そして現場で力を尽くしてくれた職人の皆さんに、
心より感謝申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎えください 🎍✨

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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🧱ラス下地工事とは? ―― モルタル仕上げの品質と耐久性を支える“見えない土台づくり” ――

皆さんこんにちは!

 

愛知県東海市を拠点に左官工事を行っている

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🧱ラス下地工事とは?

―― モルタル仕上げの品質と耐久性を支える“見えない土台づくり” ――

外壁のモルタル仕上げ工事や補修工事、玄関まわりの左官工事など、
建築現場では欠かすことのできないのが “ラス下地工事” です。

仕上がってしまえば表から見えない部分ですが、
モルタル仕上げの耐久性・強度・ひび割れ防止など、仕上がりの多くを左右する
“極めて重要な工程” となります。

ラス下地は家づくりの「縁の下の力持ち」。
この記事では、ラス下地工事の役割、施工技術、現場での注意点、そして求職者にとっての魅力まで徹底的に深掘りしていきます。


■ ラスとは何か?なぜ必要なのか?

 

ラス(Lath)とは金属製の網状の板材で、木造住宅や下地造作の表面に取り付け、
その上からモルタルを塗ることで強度と密着性を高めるためのものです。

🔧ラスが果たす重要な役割

✔ モルタルの“くいつき”を強くする
✔ モルタルの剥離・浮きを防止
✔ 大きなひび割れの発生を抑制
✔ 下地全体に力を分散させる
✔ モルタル層との一体化を促す

もしラスがなかった場合……
モルタルの重さに負けて剥がれたり、乾燥収縮によって割れやすくなるなど、
仕上がりに深刻な問題が発生します。

つまり、ラス下地は “モルタル仕上げの生命線” と言っても過言ではありません。


■ ラス下地工事の種類と使い分け

 

現場では、使用する場所やモルタルの厚み、耐久性の要求によってラスを使い分けます。

① メタルラス(一般的な外壁)

金属板を網状にしたもので、
外壁モルタル工事で最も多く使用される標準的なラス。

② ラス網(軽量タイプ)

補修工事や狭所など、軽量が求められる部分に。

③ ラスカット(防錆処理)

錆びに強い加工がされており、海沿い・風雨の強い地域に適しています。

④ 波形ラス

表面が波打っており、モルタルとの密着力がさらに高い。

施工者は、現場の環境や要求性能を見極め、
“どのラスを使うべきか” を判断する必要があります。


■ ラス下地工事の施工手順

 

① 下地の確認

木部の傷み、釘の浮き、下地の通り(平滑性)などをチェック。
この段階の確認不足は、後のすべての工程に影響します。

② ラスの張り付け

タッカー釘やラス専用のステープルで、下地へしっかり固定。

この時のポイントは
✔ ラスの“たるみ”を絶対に残さない
✔ 中に膨らみを作らず均等にテンションをかける
✔ 固定ピッチを均一にする

わずか数ミリのゆがみが、仕上がりのひび割れに繋がります。

③ 継ぎ目を重ねる

ラス同士の継ぎ目は必ず規定以上に重ねます。
重ね幅が足りない部分はひび割れの原因に。

④ 開口部は念入りに補強

窓・扉・入り隅などは剥離や割れが起きやすいため、
ラスの向き・重ね方・補強材の入れ方などを丁寧に施工します。

⑤ モルタル塗りへ引き継ぐ

きれいにラスが張られた壁は、その後のモルタルが均等に載りやすくなり、
美しく耐久性のある仕上がりへ繋がります。


■ ラス下地工事が“簡単そうで難しい”理由

 

ラス下地は初心者が最初に担当することの多い工程ですが、
実は 職人の腕がもっとも表れやすい工事 とも言われています。

・釘一本の角度
・ラスの張り具合
・継ぎ目の処理
・曲面の処理方法
・施工スピードと効率

どれも仕上がりの品質を左右する重要ポイントです。

「簡単そうに見えて奥が深い」
それが、ラス下地工事の特徴なのです。


■ 求職者向け:この仕事で得られる技術と未来

 

ラス下地工事は、左官・外壁工事の“入り口”となり、
得られる技術は非常に幅広いです。

⭐ 身につくスキル

✔ モルタル工事の基礎
✔ 壁面の構造理解
✔ 精密作業の技術
✔ 手際よく作業する判断力
✔ チームで動く協働スキル


✔まとめ

 

ラス下地工事は、
📌 仕上がりの耐久性と品質を決める超重要工程
📌 職人の“丁寧さ”と“精度”が最も出る作業
📌 住宅・店舗・公共建築で必ず必要
📌 求職者にとって“手に職”をつける最高の入口

見えない部分の仕事ですが、
建物の寿命を守る大切な工事であり、非常に誇りある仕事です。

 

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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