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皆さんこんにちは!
愛知県東海市を拠点に左官工事を行っている
株式会社下地技建、更新担当の富山です。
暑さ厳しい折、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
現場も気温に負けず、元気に稼働中です!
今月からブログ更新頑張っていきます!
コンクリート床仕上げ工事とは? ~その重要性と奥深さ~
今回からのブログでは、当社が行っている「コンクリート床仕上げ工事」について、具体的な技術や考え方、その背景にあるプロの知識と誇りをご紹介してまいります。
建物の“足元”を支える「コンクリート床」。
それは単なる土間ではありません。
見た目、強度、安全性、機能性、すべてにおいて建築物の“品質”を左右する、極めて重要な構造体です。
そしてその表面をどう仕上げるかによって、完成後の使い勝手、寿命、維持管理の手間までもが大きく変わってくるのです。
■ コンクリート床仕上げとは?
建築物の基礎工事や外構工事で、最も目にする機会が多い「コンクリート床」。
例えば、以下のような場所で多用されています。
工場・倉庫・物流施設の床
駐車場・車路・スロープ
店舗・商業施設の床面
住宅の玄関ポーチ・土間・テラス
この床の施工は、打設から仕上げまでの時間が限られているため、スピードと正確さの両立が求められます。
また、コンクリートは乾くと再加工ができないため、“仕上げ”の出来栄えがそのまま床の品質として残り続けるのです。
■ なぜ仕上げが重要なのか?
一見、どの床も似たように見えるかもしれませんが、 仕上げの質の違いは「使い始めてから」が本当の差として現れます。
たとえば……
表面がざらついたままだと、ほこりが舞いやすく、清掃性が悪い
摩耗に弱いと、タイヤ跡や擦り減りがすぐに現れる
表面が脆ければ、ヒビや剥がれが起きやすく、美観が損なわれる
つまり、使用後の“維持管理コスト”や“快適性”にまで影響するということ。
さらに言えば、「コンクリート=頑丈」というイメージは正確ではありません。
適切な仕上げを施してはじめて、耐久性を発揮する素材なのです。
■ 仕上げ工事の多様な目的
床仕上げには、見た目の美しさだけでなく、機能的な目的も多数あります。
項目 目的・効果
耐摩耗性 重機や台車の走行、靴底の摩擦に強い床に
表面強度 衝撃に耐え、欠けやすい角部分を保護
防塵性 粉塵の舞い上がりを抑え、衛生的に保つ
清掃性 汚れが染み込みにくく、掃除がしやすい
美観 ツヤや模様、カラーで視覚的に魅力を演出
安全性 滑り止め加工や水はけ設計による安全性向上
■ 当社が手がける仕上げ工事一覧
当社では、現場の目的・使用環境・ご予算に合わせ、下記のような多彩な工法に対応しております。
金ゴテ仕上げ:基本中の基本、平滑で堅牢な仕上げ
コンクリートクリーニング:既存床や施工後の美観維持
フェロコン・フェロコンハード:鉄粉を撒いて耐摩耗性アップ
デザインクリート:意匠性の高い模様やカラー演出
表面強化材仕上:浸透型強化材による防塵・硬化
乾式コンクリートカッター:クラック防止・目地処理
真空コンクリート仕上:初期強度・密度を飛躍的に向上
鏡面仕上げ(ポリッシュコンクリート):高級感とメンテナンス性に優れた光沢仕上げ
どの施工も“やって終わり”ではなく、目的を持って適材適所に使い分けることが非常に重要です。
次回は、基礎中の基礎であり、最も多くの現場で採用される「金ゴテ仕上げ」について深掘りしていきます。
プロの技とこだわりにぜひご注目ください。
次回もお楽しみに!
株式会社下地技建では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
愛知県東海市を拠点に左官工事を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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